43
本年も皆様のおかげさまで、無事受念寺の報恩講を終えることができました。ご参詣いただいた皆様におかれましては、さまざまなご都合がおありの中で足をお運びいただき、本当にありがとうございました。また報恩講の準備にあたり、ご尽力いただいたご門徒の皆様にはこの場をおかりして御礼申し上げます。

05そして講師の平野喜之先生には、ご多忙の中、しかも金沢という遠方にもかかわらず、快くご法話をお引き受けいただき、本当にありがとうございました。また当日は、経験に基づいた非常に身に迫るお話でありながら、また一方で深い思索に基づいて選ばれた、明快な言葉で仏法をお聞かせいただき、貴重な時間を過ごすことができました。


10さて、本年は私が大阪に戻り初めての報恩講でもあり、私にとって特別なものになりました。また今回はいくつか初めての試みをいたしました。ご案内用にはパンフレットを作成し、また当日用には初めての方にも馴染んでいただきやすいよう、冊子と勤行本を作成しました。また報恩講展示2014「聞法の足跡」と題して、当寺に残る仏教書の一部につき、内容を調査し公開いたしました。

そして本年は、いつもお参りいただくご門徒さんはもちろんのこと、私に縁のある医師の皆様やご家族、病院のスタッフの皆様、そして患者さんとして病院でお会いする方にもご参加いただきました。ありがとうございました。このことはまた、とても大きなことであると思っています。

皆それぞれさまざまな立場でそれぞれの生活がありますが、例えば私が勤める病院という場所は、ともすると医療者と患者という、なにやら上から下へのような構図になりがちなところです。そのようにさまざまな立場の違いを超えて、一人の人間として「同座する」ということは、言葉では簡単ですがなかなか難しいことです。

そういう意味でも、本年とくに様々な方面からご参加いただき、共に仏法を聞かせていただきましたことは大変有り難いことであり、ここから始まる大事なことがあるのではないか、と思っております。
DSC00026_2

さてこれからの報恩講ですが、報恩講に限らずそれ以外の行事でも、新たな試みのアイデアがいくつかありますので、また楽しみにしていただけたらと思います。また、新しいことだけでなく、変わらない大事なことを継続していきたいと思っております。ご指摘いただいて初めて気がつくこともございます。いろいろとご意見をいただけたらと思います。

お寺は皆様とご一緒に形づくっていくものであると思います。今後とも末永くご支援いただけたら幸いです。