お医者さんはお坊さん

医療現場から湧き上がるいのちの声を聞く

宮商和して

受念寺に併設する軽費老人ホーム受念館で、浪速中学・高校の吹奏楽部の生徒の皆さんによる慰問演奏会が行われた。会場は受念寺の本堂である。入居者の方々は、歩行困難の方も介助されたり車椅子に乗ったりして、皆本堂に集まる。様々な音色の楽器が奏でるハーモニーに皆聞き... 続きを読む

風花の供養

突然の肺の病気で心肺停止にまで陥りながら何とか救命された女性。しかし低酸素脳症による高度の脳障害で寝たきりとなり、長年入院されていた。脳障害のせいか四肢はよじれたようになり、ときには動きすぎて危険なため抑制帯をつけられた。さらに癌も見つかり、痛みのため麻... 続きを読む

御礼とお知らせ

先日11月8日はおかげさまで、受念寺「報恩講」を無事勤修することができました。 足下の悪い中、皆様お集まりいただきありがとうございました。報恩講の報告については現在執筆中です。もうしばらくお待ちください。さて、明日と明後日は昨年につづきまして、大阪守口の世木... 続きを読む

閉ざされた扉

入院されている患者さんの相談を受けた。以前認知症という診断を受けたが本当にそうなのか診てほしいと言うことであった。初診のときによく行う検査に「長谷川式簡易知能評価スケール」というものがある。今日の日付を尋ねたり、単語を記憶してもらったりして認知機能を評価... 続きを読む

2016年受念寺報恩講ご案内

  年に一度の仏恩を報ずる「報恩講」(ほうおんこう)が受念寺にて勤まります。「報恩講」は、皆がそれぞれの立場を越えて、一人の人間として共に聞法する場であり、お念仏の教えを通して自らのいのちを見つめなおし、「生きること」を学び合う場として真宗で最も大切にされて... 続きを読む

やさしさに潜む闇

  「自分が幸せでなければ人を幸せにできない」ある医師がこう言ったことに対して、ずっと強い違和感を抱いていた。幸せという言葉の意味にもよるが、自分の欲求が満たされて余裕がなければ相手にやさしくできない、とも言っていた。そういう”やさしさ”は、果たしてほんとう... 続きを読む

日本とタイの実践者から看取りの場作りを考える会

  先日9月10日(土)、西宮で行われた「このまちで生き、そして、死んでゆくために−日本とタイの実践者から看取りの場作りを考える会」に参加させていただきました(→毎日新聞記事)。トヨタ財団の支援を受ける、日本とタイの介護実践を学び合うプロジェクトの主催で、そのプ... 続きを読む

時間の花

先日、新たにALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんが入院された。頸部には気管切開といって、空気を通す管を入れるための穴が開けられており、人工呼吸器がつながれている。進行が早く、診断されて1年ほどで全身の筋力がほとんどなくなり、今動くのは眼球と眼瞼、そして数カ... 続きを読む

生きる勇気

五行詩をつづる岩崎航さんという方がおられる。以前より詩集を手にしていたが、先日NHKで「生き抜くという旗印 ―筋ジストロフィーの詩人・岩崎 航の日々―」という番組を見た。3歳の時、筋ジストロフィーを発症され、小学校のころからだんだん歩きにくくなり、中学生3年生の... 続きを読む

看取り

日常の生活では、人の死に立ち会うということはそう多くはない。しかし医療現場ではそれが頻繁に起こる。突然のこともあれば、長く入院されていて徐々に身体が弱っていくこともある。思い返せば様々な方の死があった。 先日も当直をしていると、つづけて同じ部屋で二人の方... 続きを読む
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  • 2017年受念寺「報恩講」のご案内
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  • 第5回家庭介護教室「まなびあい」のご案内
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